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歯に矯正装置を付けていると歯と装置の間に食べカスが詰まりやすいうえ、ブラッシング(仕上げみがき)がしにくくなるので虫歯になりやすい環境ができてしまいます。
虫歯を防ぐためには、正しいケアが不可欠。
こちらでは、小児矯正が得意な大田区大鳥居の歯医者「羽田エイル歯科・矯正歯科」が、矯正治療中に注意していただきたいホームケアのポイントなどについてご紹介します。
矯正装置を装着している状態でのブラッシングには、コツが必要になります。
当院では矯正治療を開始する前に、口腔衛生管理のプロである歯科衛生士が2週間から1ヶ月程度をかけて丁寧にブラッシング指導を行っています。
矯正治療中に虫歯になってしまうといったん治療を中断し、装置を取り外して虫歯治療を行わなくてはなりません。
そうなると治療の期間は長引いてしまいます。
スムーズかつ良好な経過のためにも、正しいブラッシングを毎日続けていくことが重要になるのです。
矯正治療中でなくても、子供が自分自身で自分の歯をきちんとブラッシングするのはとても難しいものです。
そこで当院では、10歳までのお子さまの場合、最後に親御さまのチェックと仕上げみがきを必ずしていただきたいとお話ししています。
とくに矯正装置の装着中は、汚れが残りやすくなります。
装置によっては、親御さまがネジを回すなどして移動させてみがく必要があるものもあるので、治療前以上にご協力が欠かせません。
当院ではお子さま自身へのブラッシング指導に加え、親御さんの仕上げみがきのコツなどもアドバイスしています。
お子さまのお口の健康を守るために、ぜひ「仕上げみがきマスター」になってください。
「歯をみがかないと虫歯になるよ!」と、多くのお子さまが親御さまにいわれていることでしょう。
しかし、「脅されてイヤイヤ取り組むブラッシング」はどうしても楽しくないので、続かないものです。
こちらでは、矯正治療中にも楽しくブラッシングが続けられる工夫についてご紹介します。
歯と装置の間に汚れが残りやすい矯正治療中には、次のことに注意してブラッシングするようにしましょう。
親御さまが率先して楽しく ブラッシングする |
ブラッシング時に 好きな音楽を流す |
お気に入りの歯ブラシを 複数用意する |
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お子さまが「ブラッシングは楽しいものだ」と感じられるよう、親御さまが楽しんでいる姿を見せてあげましょう。 | 好きな音楽を聞きながら楽しくブラッシングできます。 また「1曲終わるまでの間はみがき続ける」という習慣を付けるのにもいいでしょう。 |
好きなキャラクターなどの歯ブラシを複数用意しておけば、「今日はこれでみがこうか!」などと、選ぶ楽しみができます。 |
デンタルフロス | 歯間ブラシ | デンタルリンス (洗口液) |
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歯と歯の間を通し、歯ブラシでは取り除きにくい隙間の汚れを落とす糸状のグッズです。 糸だけのタイプと、持ち手が付いているタイプがあります。 |
歯の付け根部分のすき間を通して、表面に付着した汚れを落とすグッズです。 硬さやサイズは各種あるので、自分の歯の状態に合ったサイズを選ぶことが大切です。 |
歯と歯のすき間に入り込んでしまったプラークなどの汚れを落とすグッズです。 口腔内の細菌を減少させ、口臭を抑える効果も期待できます。 |